リフォームライブリポート 普段、なかなか見る事の出来ない工事中の現場もご紹介します!!

  • 【1】リフォーム開始 リフォーム前の状態
  • 【2】中間レポート 工事中の様子
  • 【3】完成 リフォーム終了

東京都青梅市 A邸

古民家再生リフォーム

築年数が80年を越えた古民家を限られた予算の中で再生します。

構造補強は、土台をジャッキで持ち上げ、新たにコンクリート布基礎で補強する大工事も行なう予定です。(傾いた床を水平近くまで回復させる予定。)

その他、玄関、居間食堂、台所、アルミサッシ化、一部増築、耐震補強によって、安心安全で快適な家づくりを目指します。
幸い室内側の木材に腐蝕は見られません。

年月を重ねた柱、梁、天井の赤黒い色調ととけ合う古民家の魅力を最大限引出していきたいと考えております。

予算を極力おさえながら“古民家再生”

非常に珍しい“桧皮葺”の屋根は、葺ける職人がいないと言われる程の貴重な屋根材で現在では、社寺仏間にしか見られません。長い年月を経て風合いを増した“古材の色合いと質感の魅力”をいかす事と“構造的な弱さ”“冬の寒さ”といった欠点を 補うことを同時に考えていきます。

POINT

古民家の魅力を最大限引出し、
欠点を補う!

【魅力を引出す】
古材の魅力を活かす
天井の高さを活かす
【配慮すべき点】
冬場の寒さの改善
腐りによる構造補強
アルミサッシ化
設備の改修
POINT

古民家の風合いを残しながらサッシを入れ床下の構造材の腐りによって、傾いてしまった家自体を徹底改善すると共に 独特の魅力ある古民家の雰囲気を残す!

※1階居間の床は、かなり傾いていて、構造状の劣化が想像されていました。床下を点検した所、床の重さを受ける重要な構造材である束が抜けていることが判明しました。床の重さを支える大引(太い丸太)は空中に浮いているような状況です。これはすぐにも補強しなくては危険です。

リフォームスタート~リフォーム前の状態~

珍しい“桧皮葺”の屋根は、葺ける職人がいないと言われる程貴重です。
年月を経て、独特の懐かしさと風合いが感じられる希少物件で、非常に魅力があります。反面、冬の寒さはかなり厳しいことも想像以上 かと思われます 。現在は、メンテナンス不可なため金属製屋根材で覆っています。
現在木製雨戸が入っている位置にアルミサッシと玄関(引戸)を入れる予定。土台の腐蝕が原因で、柱が10センチもずり落ちて、室内床も坂のような傾斜が付いている。土台をジャッキで持ち上げ、新たにコンクリート布基礎で補強する大工事となりました。
床を剥がし下がった古い丸太の土台をジャッキで持ち上げ引き付け金物で補強、更にコンクリ ート布基礎で補強する大工事になりました。

古民家の外観

イメージ写真

伝統工法 桧皮葺のイメージ写真

右側は、既存玄関

既存玄関は4枚の引戸で構成されている。冬でも、昼間は雨戸を開け、外気とは障子一枚でへだたれているので、寒さはかなりのもの。

台所側外壁

→ 母屋に比べ、比較的簡素に作られているため、外壁、基礎部分が相当腐蝕し、傾いた状況。
また、雨漏りも見られこのまま使える状況ではない。
こちらの部分は全撤去し、コンクリート布基礎の上に在来木軸工法で増築予定。

築年数に応じた老朽化は構造的にもかなり危険でした。

室内の床が傾いている原因を解明

室内の床が大きく傾いているのは、土台の腐蝕が発生しているために湿気で土台が腐り、柱が10センチもずり落ちているからでした

床下の構造は、非常に危険な状況!

土台の腐蝕が原因で、柱が10センチもずり落ちて、室内床も坂のような傾斜が付いている。

床下

土台をジャッキで持ち上げ、新たにコンクリート布基礎を作って補強する大工事を行ないます。また、金属金物による補強も実施予定。

柱束が腐蝕している

土の上に乗せただけの土台が腐蝕して土台が腐蝕し柱が約10cmも下がっています。

土間

玄関土間が広すぎるため、タタキ部分を縮小。その分、居間を広げる予定。床はコンクリートまた、玄関ドアを新設することと、玄関戸、リビング居間の境に採光型の内装建具を入れること。

台所

雨漏りも見られこのまま使える状況ではない。また、傾いた木製ガラス戸から隙間風があり、冬はとても寒い台所となっている。こちらの部分は全撤去し、コンクリート布基礎の上に在来木軸工法で増築予定。冷蔵庫の位置や勝手口の位置を工夫したいところ。もちろんキッチン本体も交換予定。

茶の間

床が斜にかなり傾いている。土間から上がってすぐに位置する茶の間だが、玄関土間が広すぎるため、タタキ部分を縮小し、玄関部分を逆に外に1m出し、天井は、太い梁がそのまま露出した格子天井となっていて、その分、居間を広げる予定。天井の色は黒く変化して独特の風合いが感じられる。天井高も十分にある。茶の間スペースを、座卓でも、椅子式テーブルでも食事ができるように考えています。
リフォーム後は、現在よりも広くして、和洋折衷のリビングダイ ニングにして、大きなテーブルと椅子を おけるようにする予定 。

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